包茎の種類と治療法

　「包茎は恥ずかしい」とよく男性は言いますが包茎にはいくつかの種類があります。まずは「真性包茎」これは包皮が被っている状態で勃起しても、包皮が剥けない状態を指しています。この真性包茎はそのままにしておくと不潔で感染症の原因になりますので、治療が必要です。昔は手術で治療するというケースが多かったようですが、最近は塗り薬も登場してきて手術の数も減ってきているといわれています。ですので中学生くらいで真性包茎なら一度泌尿器科を受診することをおススメします。
　そしてこの真性包茎の人が無理に包皮を剥こうとすると、カントン包茎になってしまいます。カントン包茎は元に戻そうとしても戻りませんので、手術は必要になってきます。ですので真性包茎の人は無理に剥いてはいけません。中学生くらいの男の子はこうしたことをあまり知らないので、親が教えてあげた方が良さそうですね。

　そして日本人男性で最も多いのは仮性包茎です。仮性包茎は普段は包皮をかぶっていますが勃起すると剥ける状態を指しています。大体7割くらいの日本人男性がこの仮性包茎だといわれていますが、これは別に治療が必要なわけではありません。お風呂で清潔に洗っておけば問題ありません。でもどうしてもこの仮性包茎がコンプレックスで手術したいという人もいます。こういう人は男性専門の美容整形外科がたくさんありますので手術を受けることをおススメします。手術費用は7〜8万円で仮性包茎が治ります。